よく雑誌などで、「女性とすれ違ったときに、どの部分に1番先に目がいくか」といったアンケートがありますが、顔や目に次いでバストと答える男性がかなりいます。
男性の視線が女性のバストに『美』を感じるのは、性的な意味だけではありません。
その深層心理には、むしろ母親の胸に抱かれて愛され育ったことへの回帰願望といったものがあるのではないでしょうか。
豊かで温かそうな胸には、色々な意味で男性の本能をかきたてるものがあるのです。
では、理想とされるバストとはどのようなものなのでしょうか?
ヨーロッパでは、「ミロのヴィーナス」が理想像とされています。
ミロのヴィーナスは、鑑賞すればお分かりのように、決して痩せてはいません。
胸が大きいというより、全体に太り気味とさえいえるでしょう。
ギリシア・ローマ時代の彫刻の女性は、すべてふくよかで豊かな身体をしています。
外国だけでなく、戦前の日本の絵画や彫刻を見ても、そのほとんどがふっくらとしていました。
特に、江戸時代の浮世絵の美人画などはその代表ともいえます。
有史以来、女性のバストは、豊かさの象徴だったのです。
なので、脂肪吸引でバストアップしようと思う女性がたくさんいるのも、当然のことなのです。

